ロキの爪かメテオか?ロキの爪は良コスパ
この記事は、ダブルアタックでのクリティカル発生実装前のものになります。
現在はダブルアタックでクリティカルが発生するため、精錬値が十分でなくとも、短剣であるメテオの方が大部強いと考えられます。
Lv. 80 に到達した人、到達する人が増えてきて、多くのクリティカルに興味のあるアサシンの関心事はメテオとロキの爪だと思います。
一般に「強いのはメテオ。貧乏人はロキ」と言われているようですが、実際どの程度の差があるのか?具体的なシミュレーションをしてみました。
※計算式は推測が多分に含まれます。実際の性能とは開きがあるかもしれません。参考程度にお考えください。
※エンチャントやカード、アクセサリー、防具の精錬値、使用ギアは、ヤマダ使用中のものをベースにしています。さらに効率的なビルドもあると思いますので、こちらも参考程度にどうぞ。
武器の特徴
まず、それぞれの特徴を簡単に紹介します。
メテオ
2本持てるためブースト効果が高いこと、左手分も高いダメージが出せること、強力なクリティカルダメージ増強などの効果があること、攻撃速度は遅いことが特徴です。
- サイズ補正が厳しい(小型100% / 中型75% / 大型50%)
- 武器自体の攻撃力は低め
- 二刀修練により2本装備可能
- 攻撃力は2本を合算
- 与えるダメージは180%になる(左右それぞれ90%の合計)
- 2本なので精錬やカード、エンチャントの効果が大きい
- 攻撃速度は1本の85%程度に低下する
- 精錬等も2本分必要
- 精錬によりクリティカル率、クリティカルダメージ、物理防御無視が増加
- 攻撃速度のボーナスはない
ロキの爪
相手サイズによる減衰が少ないこと、クリティカルに余裕ができるためステや装備効果を他に回せること、攻撃速度が速いこと、そしてカタールの物理攻撃力をUPするスキルがあることが特徴と言えます。
- サイズ補正が優秀(小型75% / 中型100% / 大型75%)
- クリティカル2倍
- 武器自体の攻撃力は短剣に比べて高め
- 両手武器
- 与えるダメージは118%になる(右手100%左手18%の合計)
- 精錬等が1本で済む
- 精錬によりクリティカル率、クリティカルダメージが増加
- 攻撃速度、クリティカル率、クリティカルダメージが上昇する特殊スキルが確率で発動
- カタール研究で物理攻撃力を20%を向上できる
比較
試算結果
長くなるので、試算結果をまず示します。
短剣が苦手とする大型以外でメテオ+15が強いことがわかります。
一方ロキの爪ですが、+15武器が1本少なくなることを考えるとかなり善戦しているように見えます。また、+10が作成コストを考えると十分に強いです。(参考:過剰精錬を迷う人を冷静にさせる数字。)
これは、カタール研究で精錬含む攻撃力を20%向上できること、攻撃速度が速いこと、サイズ補正が優秀であるためと考えられます。+10のコストパフォーマンスが良好なのは、+10のボーナスが強力で、+10を過ぎると+15まで特別な強化がないためです。
ビルド
今回の根拠とした装備を紹介します。
ロキの爪ビルド
- ロキの爪+15、サイドワインダーC×2、闘志3、攻撃速度+3.16%
- メカラビットヘルメット(中型物理ダメージ+4%)、ナイトメアカード(Agi+3)
- ゴシック目隠し(クリティカル率+1%、中型・大型モンスターへのダメージ+2%)
- うさぎのパイプタバコ(クリティカルダメージ+1%)
- ライダースーツ+10(Agi+4)
- 月影のマント+10(Agi+1)
- 黒革のブーツ+10(Agi+3)
- ウィンドセット(攻撃速度+9% ※Agi 99 と仮定)
- クリティカルリング+12、マンティスC×2、尖鋭1
- クリティカルリング+12、マンティスC×2、尖鋭2、クリティカル+4
- サマーバカンス(攻撃速度+2%、物理ダメージ増加+3.5%)
- サマーシューター(全ステータス+1、物理防御無視+3%)
- ギア-β(攻撃速度強化Lv.3)
- ギア-α(バランスエッジLv.1)
- カタール修練 Lv.10(物理攻撃力+50)
- カタール研究 Lv.10(物理攻撃力+20%)
メテオビルド
- メテオ+15、17クリC(ゴブリンライダーなど)×2、闘志3、攻撃速度+3.16%
- メテオ+15、17クリC(ゴブリンライダーなど)×2、尖鋭3
- メカラビットヘルメット(中型物理ダメージ+4%)、ナイトメアカード(Agi+3)
- ゴシック目隠し(クリティカル率+1%、中型・大型モンスターへのダメージ+2%)
- うさぎのパイプタバコ(クリティカルダメージ+1%)
- ライダースーツ+10(Agi+4)
- 月影のマント+10(Agi+1)
- 黒革のブーツ+10(Agi+3)
- ウィンドセット(攻撃速度+9% ※Agi 99 と仮定)
- クリティカルリング+12、コボルドC×2、尖鋭1
- クリティカルリング+12、コボルドC×2、尖鋭2、クリティカル+4
- サマーバカンス(攻撃速度+2%、物理ダメージ増加+3.5%)
- サマーシューター(全ステータス+1、物理防御無視+3%)
- ギア-β(攻撃速度強化Lv.3)
- ギア-β(余震Lv.3)
- 二刀修練 Lv.10
ステータス算出結果
- Agiの攻撃速度への影響について詳細不明のため、仮に1ポイントにつき1%向上(乗算)するとしました。
- Strの物理攻撃力への影響について詳細不明のため、Strの装備追加分の集計のみを行って、双方のビルドでStrに差が出ないことの確認のみを行っています。
- %ステータスは、クリティカル率を除き、乗算で計算しています。(例 10%が2つ=1.1×1.1=1.21)
ダメージ計算
クリティカルダメージ(仮)
仮に武器物理攻撃を基本のダメージとして、クリティカルダメージ(仮)を次のように計算しました。
(基本のダメージ × (1-物理防御無視%) + 精錬物理攻撃力 + 追加物理ダメージ) × 物理ダメージ増加% × クリティカルダメージ増加 × クリティカルダメージ倍率×サブウェポンによるダメージ増加率×サイズ補正
- 物理防御無視%は精錬攻撃力には影響せず、基本ダメージ部分にのみ影響すると考えています。
- 基本ダメージ部分が大部少なめになる計算なので、もしかすると物理防御無視%の影響はもっと大きくなるかも知れません。少なくともかかしでは影響はなさそうですが・・・
- クリティカルダメージ倍率は 1.5 です。
攻撃速度比により補正
ロキの爪とメテオの間の攻撃速度との比を求めます。
157.36%:116.31%=1:0.74
ロキの爪で1回攻撃する間に、メテオでは0.74回攻撃できることがわかります。
ダメージ指数
- ロキの爪のダメージ指数=ロキの爪のクリティカルダメージ(仮)×1.0
- メテオのダメージ指数=メテオのクリティカルダメージ(仮)×0.74
まとめ
今回のシミュレーションで、次のことがわかりました。
- メテオ+15 二刀がクリティカル装備としてダメージ効率最高。
- 防御力無視(33%)が強い場面では、特に差が出ると思われます。
- ロキの爪も、中型以上を相手であれば、十分に強い。
- 攻撃速度が頭打ち(500%)になると、相対的にロキの爪の性能は低下する。
- ロキの爪は +10 のコストパフォーマンスが高い。10を超えたら15にしないと旨みが少ない。
仮説に基づく結果なので誤差は多分にあると思われますが、少なくとも +15 2本 作れないプレイヤーにとっては、十分に選択肢となり得るものと言えるのではないでしょうか?